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獣医皮膚科認定医による皮膚科診療のご案内

月曜・火曜日午前中

​完全予約制

皮膚が痒い、赤い、脱毛、湿疹、ふけ、外耳炎が治らない、などは動物たちも辛いし、見ている飼い主様たちにも辛いものだと思います。綺麗で快適になった子達が「元気になって前より遊ぶようになりました。」

​そんな風に言われるととても嬉しいです!

初診の予約はお電話で

​045-316-8686

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担当医より

​担当医より

 皮膚科は内科です。

品種・年齢・性別と今までの病歴を伺って、検査し、鑑別診断を整理して診断します。

「皮膚は内臓の鏡」と言います。10年以上〈現在も〉一般診療に携わっているからこその強みを活かして、眼や口の問題、関節の問題、ホルモン系のアンバランス、栄養学的な問題と皮膚の関係をきちんと捉えて皮膚を診ております。

​ また、アンベット・クリニックは外耳炎の治療に力を入れています。オトスコープという外耳道を大きな画面に映して観察できる機械を持っています。飼い主様と一緒にお耳の状態を確認できるので、説明にも納得して治療に参加できると思います。

 アン・ベット・クリニックでは院長不在時の非常勤として10年近く一般診療にも携わってきました。

 皮膚以外の一般診療のご相談にも応じることができます。

(継続診療が必要な場合は院長に引き継いでおります。)

​皮膚科の実績

膿皮症、アトピー性皮膚炎、食餌アレルギー、疥癬症、ニキビダニ症、皮膚糸状菌症、マラセチア皮膚炎、ツメダニ症、マダニ寄生、ノミ寄生、ノミアレルギー、ステロイド皮膚症、副腎皮質機能亢進症、甲状腺機能低下症、肝臓皮膚症候群、家族性皮膚筋炎、紅斑性天疱瘡、脂漏性皮膚炎、皺壁性皮膚炎、急性湿性皮膚炎、若年性膿皮症、無菌性結節性皮下脂肪織炎、AlopeciaX、淡色被毛脱毛症、性ホルモン関連性皮膚疾患、好酸球性皮膚炎、表皮嚢腫、肥満細胞腫、組織球腫、上皮向性リンパ腫、亜鉛反応性皮膚疾患、肉芽腫性脂腺炎、落葉状天疱瘡、反応性組織球症、皮膚リンパ球症 他・・・

 

皮膚科ってどんなもの?

​1. 品種・年齢・性別と今までの症状や経過からある程度よくある病気が絞られます。

​身体検査から全身疾患との関連性も考えます。

皮膚科ってどんなもの?

柴犬

トイ・プードル

シー・ズー

​2. 実際に病変の発疹と広がり方を診ます。

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アトピーパターン

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疥癬パターン

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3. 毛やフケを少しだけ取って顕微鏡で観察、毛の状態やフケの状態(ターンオーバーの亢進があるかどうか、毛根の状態などが分かります。)、炎症細胞の有無、感染するような病原体の有無を確認します。
実際に病変の発疹と広がり方を診ます。

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フケを集めているところ

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膿皮症の細胞診

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皮膚糸状菌(真菌)に感染した毛

​4.診断の上で治療薬やスキンケアを提案します。
*1回の通院だけでは診断が付かず、経過を見ながら追加検査をお勧めする場合もあります。
5.追加検査にはアレルギー検査や、病理検査が含まれます。
*ご飯の変更をしてみて反応を見ることもあります。

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血液検査

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シャンプー療法

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飲み薬

食事療法


皮膚科で行う検査についてもう少し詳しく教えてください

身体検査:一般診療と同様、必要に応じて体温、心拍、呼吸数などの測定を行います。

皮膚検査:毛とフケを集めたり、発疹部分のスタンプ標本を取って(セロハンテープやスライドグラスをペタペタするだけです) 顕微鏡で観察します。

血液検査:全身疾患が予想される場合に行うことがあります。少し特殊な検査としてアレルギー検査や内分泌検査も血液検査で行うことができます

超音波検査:内分泌疾患や内臓系の疾患と皮膚病の関連が考えられる場合に実施します。
 
細菌培養・抗生物質感受性試験:細菌感染が原因と思われる皮膚病にも関わらず抗生物質の効きが悪い時に、適切な抗生物質を選択するための検査です。

病理検査:局所麻酔をして特殊なメスを用いて皮膚を少し切り取り、病理組織をみる専門家に送付します。
 
​*皮膚検査は診断のために多くの場合実施いたします。それ以外の検査(特に高額のものや麻酔が必要なものなど)は飼い主様と相談の上で進めていきます。​

 

お耳の診察について

 動物の皮膚科では外耳炎は皮膚病の1形態と認識されています。品種や、性別、年齢などが重要なのは皮膚病の場合と同様です。アトピー性皮膚炎や食物アレルギーが原因で外耳炎を繰り返している場合や、毛と耳垢の塊がお耳の奥に固まって取れなくなっていて、それが原因で外耳炎が治らない症例が多いです。
 他の病院で全耳道手術を薦められるほど重症の子でももう一度丁寧に治療し直すことで手術を回避できています。

治りにくい外耳炎は是非ご相談ください。

同じ子のお耳の治療前と治療後です  →

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麻酔下お耳洗浄の様子です  ↓

お耳に入ってしまったノギの除去 ↓

多くの難治性の皮膚病はアレルギーと膿皮症、内分泌疾患(ホルモンのアンバランスの病気)とニキビダニ症、さらに脂漏や乾燥で悪化などのように複数の原因が絡み合って複雑化しています。


丁寧な問診と診察で少しづつ原因を明らかにして快適な状態を目指します!

注意事項


*今までかかっていた病院でもらったお薬や検査結果をお持ちください。
診断の助けになります。
*月・火の皮膚科診療は特診料(通常の初診料 + 2500円、通常の再診料+
800円)
がかかります。

担当医の論文など

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​論文・書籍などの実績

  • 2011, 獣医臨床皮膚科 短報 , 一次診療動物病院における犬の表在性膿皮症より分離された Staphylococcus属菌の分離同定とその薬剤感受性試験

  • 2011 ポスター発表, 優秀ポスター賞受賞,  一次診療施設にて表在性膿皮症と診断された犬由来のStaphylococcus pseudintermediusにおける表皮剥脱性毒素の保有状況

  • 2016 Clinic note,  感染が原因の炎症を伴う脱毛症 多剤耐性ブドウ球菌による難治性の膿皮症 (特集 炎症性/瘙痒性脱毛疾患) 

  • 2016 Clinic note, 雑誌コラム • 不妊手術をした症例の内分泌疾患を疑わせる脱毛 卵巣遺残による脱毛症 (特集 非炎症性/非瘙痒性脱毛疾患)

  • 獣医臨床皮膚科 25(3), 133-141, 2019,  原著 優秀論文賞受賞, リゾチーム-キトサン糖複合体(LYZOX)とデカン酸含有スプレーをマラセチア皮膚炎が疑われる犬の皮膚病変部に用いた効果の検討:9症例 

  • 2018-2020 雑誌Wanにて小コラム連載

  • 2011 - 現在 (株)ペット・ベットVMNにてVeterinary internal medicine、Veternary Surgeonの要約の翻訳など

  • 2021, Clinic Note NO,193 Aug, 成夏に悪化する皮膚疾患;マラセチア皮膚炎

  • 2024 Wan 春号 愛犬との幸せな住まいづくり;ハウスダストアレルギーについて

  • JCABINにて獣医師向け皮膚科セミナーを担当

皮膚と耳の獣医さんがいます-4.png

​皮膚科担当医のHPもあります。

色々な皮膚病や外耳炎症例の解説などをご覧いただけます。

担当医H Pの紹介

〒221-0851

神奈川県横浜市神奈川区

三ツ沢中町 5-1

045-316-8686

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