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​皮膚と外耳炎の診療

当院には獣医皮膚科学会皮膚科認定医が所属し、皮膚と外耳炎の診療に力を入れています。ただ対症療法を繰り返すだけの治療ではなく、できる限り原因にアプローチし、シャンプー療法、外用薬、食事療法、スキンケアを組み合わせて快適な状態を保つ方法を一緒に考えます。。

初診予約はお電話で: 045-316-8686

皮膚診察の流れ1

症例により若干異なりますが、およそ以下のような流れで診察を行います

01

お話を聞きます

 問診表を元に、いつからどんな風に広がったか?今までの治療内容や現在の痒みの程度の他、最も気になっていることは何か?診療に何を求めていらっしゃるかなどを詳しく伺います。

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02

身体検査

  • 体重・体温・心拍数、呼吸数などをみます

  • 体格をチェック

  • ​目やお口の状態、リンパ節などをチェックします。

​皮膚科は皮膚だけを見るのではありません。

皮膚に異常が現れているけれども、皮膚以外の問題からきている可能性はないか?と考えます。

「皮膚は内臓の鏡です」

眼や口の問題、関節の問題、ホルモン系のアンバランスの問題、尿路系の問題、栄養学的な問題。身体検査からそんなところも注意して診察します。

03

皮膚病変を診察

  • 皮膚病変の分布と広がりを診察します。

  • ​病変部の毛やフケ、細胞などの検査を行います。

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04

仮診断と初期治療

​考えられる疾患をいくつか挙げ、今の状態を少しでも楽にしてあげられるような初期治療を提案し、実施します。

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05

​再診

  • 初期治療に対する反応をチェックし、必要に応じて追加検査を提案します。

  • 同じ治療で良いかどうか検討します。

  • ​お食事について検討を加えることもあります

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06

診断と今後の見通しをお話し

​1ヶ月以内に診断、あるいはできる範囲で今後の見通しをお話しできるようにというのが目標です!

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​その他の皮膚科検査案内

皮膚科で行われる検査には以下のようなものがあります

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細胞診

皮膚や皮下組織にできる「しこり」に細い針を刺して細胞を採取して行う検査です

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皮膚生検

診断の難しい皮膚病では、皮膚を一部採取して病理検査を行うことが必要になる場合があります。多くは局所麻酔で実施できます

外耳炎診療

動物の皮膚科では外耳炎は皮膚病の一形態と認識されています。

​特に犬の外耳炎はなかなか治らず痒くて苦痛で悩み多い病気にも関わらず、「とりあえずの治療」のみが繰り返されている症例に多く出会います。担当医は「獣医耳研究会」の元会長の病院の勤務経験を有し、難治性の外耳炎を多く手掛けています。

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​色々な外耳炎

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​オトスコープを使用した耳洗浄

耳に草の実が入っていた症例

担当医より

​山本真紀子

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皮膚やお耳が痒い、赤い、臭う、フケが出る、毛が抜けちゃった。我が子がそんなに苦しそうで見ていられないのに何だか真剣に相手をしてもらえない。動物病院を何件も渡り歩いてジプシーになっている飼い主さんに笑顔を届けたい。

綺麗で快適になった子達が「元気になって前よりも遊ぶようになりました。」そんな風に言われるととっても嬉しいです。

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​診療実績

膿皮症、アトピー性皮膚炎、食餌アレルギー、疥癬、ニキビダニ症、皮膚糸状菌症、マラセチア皮膚炎、脂漏性皮膚炎、ツメダニ症、マダニ寄生、ノミ寄生、ノミアレルギー、ステロイド皮膚症、副腎皮質機能亢進症、甲状腺機能低下症、肝臓皮膚症候群、家族性皮膚筋炎、紅斑性天疱瘡、脂漏性皮膚炎、皺壁性皮膚炎、急性湿性皮膚炎、若年性膿皮症、無菌性結節性皮下脂肪織炎、AlopeciaX、淡色被毛脱毛症、性ホルモン関連性皮膚疾患、好酸球性皮膚炎、表皮嚢腫、肥満細胞腫、組織球腫、皮膚型リンパ腫、ビタミンA反応性皮膚症、亜鉛反応性皮膚疾患、肉芽腫性脂腺炎、落葉状天疱瘡、反応性組織球症、皮膚リンパ球症 他・・・

実際の症例紹介

↓ 写真をクリック

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脂漏性皮膚炎

プードル、シーズーなどに多い脂漏性皮膚炎やマラセチア皮膚炎の改善例です。どうして治らないの?の参考になるかも!

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シーズーの外耳炎

​治療していても長いこと治らない外耳炎相談はとても多いです。状態の把握、きちんとした洗浄がまず第一。アレルギーと関連することも。

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耳に草の実が入っていた例

「頬を痒がる」が主訴でしたが、掻いているのは耳でした。オトスコープで覗いてみたら何と草の実が!

担当医の論文・書籍など実績

  • ​​2011, 獣医臨床皮膚科 短報 , 一次診療動物病院における犬の表在性膿皮症より分離された Staphylococcus属菌の分離同定とその薬剤感受性試験

  • 2011 ポスター発表, 優秀ポスター賞受賞,  一次診療施設にて表在性膿皮症と診断された犬由来のStaphylococcus pseudintermediusにおける表皮剥脱性毒素の保有状況

  • 2016 Clinic note,  感染が原因の炎症を伴う脱毛症 多剤耐性ブドウ球菌による難治性の膿皮症 (特集 炎症性/瘙痒性脱毛疾患) 

  • 2016 Clinic note, 雑誌コラム • 不妊手術をした症例の内分泌疾患を疑わせる脱毛 卵巣遺残による脱毛症 (特集 非炎症性/非瘙痒性脱毛疾患) 

  • 獣医臨床皮膚科 25(3), 133-141, 2019,  原著 優秀論文賞受賞, リゾチーム-キトサン糖複合体(LYZOX)とデカン酸含有スプレーをマラセチア皮膚炎が疑われる犬の皮膚病変部に用いた効果の検討:9症例 

  • 2018-2020 雑誌Wanにて小コラム連載

  • 2011 - 現在 (株)ペット・ベットVMNにてVeterinary internal medicine、Veternary Surgeonの要約の翻訳など

  • 2021, Clinic Note NO,193 Aug, 成夏に悪化する皮膚疾患;マラセチア皮膚炎

  • 2024 Wan 春号 愛犬との幸せな住まいづくり;ハウスダストアレルギーについて

  • JCABINにて獣医師向け皮膚科セミナーを担当

  • ​2025,獣医皮膚科学会ポスター発表, 副腎皮質機能亢進症を背景疾患とした後天性皮膚脆弱症候群により生じた皮膚欠損創に対して非固着性高浸透圧シートを適用した猫の1例

〒221-0851

神奈川県横浜市神奈川区

三ツ沢中町 5-1

045-316-8686

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